rev.12mar'19
■実際のBKSダイブサファリ■
■モルディブでのダイビング
モルディブでのダイビングは、潮の干満、外洋を流れる海流、風の影響を受けて、強い流れになる場合があります。
流れ始めると、潮がただ速いだけではなく、アップカレント・ダウンカレントを伴う流れや、リーフの近くと外洋とで流れが違ったり、同じ場所だけど深度が違うと流れの向きが逆だったり、多種多様な流れを作り、その流れがそのままダイビングポイントに影響を与え、時には難しいハードなポイントを作り出します。
流れがあたる場所には魚が豊富に群れて、大物を頻繁に見ることができます。マクロ系の魚(ハゼ・ベラなど)も至る所ところに見らます。地形、沈船を楽しむポイントなども多数点在しています。
島を取り巻く「ラグーン」、外洋よりも海底の浅い「インリーフ」、海底にはところどころに「ギリ」や「ティラ」という根があります(ギリは水面下ぎりぎりにある根で、それ以外をティラと呼びます)。
リーフから深くなる地形は、ウォールやドロップオフと呼ばれ、ところどころに天井がせり出したようなオーバーハングやケーブ、キャニオンやトンネル、砂地のポイントなどがあります。
外洋と環礁内との境目は「チャネル」と呼ばれ、環礁内外への海水の通り(水路)にあたり、流れは強いですが、回遊魚や魚の大群が見られるため、絶好のダイビングポイントです。
ダイビングポイントの数はモルディブ全域で数百ポイントあると言われており、いろいろなスタイルのダイビングを楽しむことができ、飽きることがありません。東西118km、南北754kmにも及ぶモルディブの海域は、ダイビングポイントのクオリティとバリエーションの豊富さで、「世界最高峰」と称されるダイバーにとって最高のフィールドと言えます。
■「サファリ」のダイビングスタイル
(1)サファリダイビングとは
ダイビングを目的に作られた、居住性が非常に高い大型のボート(本船)を使い、一週間程度ずっとその船上(海上)で過ごし、ひたすらダイビングを満喫するスタイルです。
ダイビングポイントの近くまで本船で移動し、ダイビング専用ボートの「ドーニ」と呼ばれる小型船に乗り換えて、5~15分でエントリーポイントまで移動します。本船とドーニは常に2隻ペアで動いています。
広いモルディブの環礁から環礁へ船旅をしながら、モルディブ中に点在する美味しいポイントを、いいとこ取りで数多く潜ることができます。
リゾートでのダイビングのように、初心者(体験ダイビング)から上級者まで、すべてのダイバーに楽しんでいただけるスタイルとは趣きが変わりますが、サファリダイビングは、ダイビングをとことん重視したスタイルになっています。
サファリダイビングの醍醐味である、ダイナミックなトップダイブサイトを選定してご案内しますがゆえ、潮流の速いポイントへご案内する場合も多くあります。そのため、ダイバーひとりひとりが安全潜水に対する知識とご経験を持っていることが、必要になります。
(2)ブルー “K” サファリ(以下BKS) のダイビングについて
BKSのサファリダイビングは、大物・魚影狙いのダイビングが多くなります。
水面(上層)の流れが速い場所でエントリーすることが多く、エントリー後は水面集合ではなく、水中のある深度(10m以深)で集合する潜降方法を用います。
そのため、モーリングロープやアンカーロープなしのスムーズな潜降と安全な速度での浮上、完全な中性浮力コントロールが必要です。
ダイブサイトによっては、流れに逆らうダイビングになる場面があり、フィンキックの脚力を要する場合があります。
必用なスキル例)
耳抜きに問題がない、流れに逆らえるだけのフィンキック力がある、呼吸が大きく乱れない、エアが極端に早すぎない、ガイドの指示に従うことができる、いざとなったらご自身で安全に浮上できる技術を有している、ほか。
■BKSダイビングの実際
(1)ダイビングスタイル
BKSのダイビングスタイルは、ドリフトダイビングが中心になります。
初日の1本目のダイビングでチェックダイビングを行い、経験本数・経験年数などをふまえてチーム分けを行います。
各チームは通常、3~6名のダイバーに1人のダイビングガイドがつきます。
ダイビング中はバディを決めさせていただきますが、ガイドの後ろにつくというチームダイビングの形をとりますので、ガイドの指示に従ってください。
サファリダイビングの場合、各チームのスキルレベルによってダイビングポイントをそれぞれ分けるということが難しい状況です。
例えば、オープンウォーターを取ったばかりのダイバーと100本以上潜っているダイバーというように、スキルレベルに違いがある場合、安全を第一優先に考えてスキルレベルの浅いダイバーに合わせてダイビングポイントを選定することになるため、初級者用のダイビングポイントばかりを選定することになります。
また、季節(雨季・乾季)、天候や風、潮の干満時間の影響を受けて、強い流れが発生するのがモルディブの海です。
それゆえ、みなさまに安全に楽しくご乗船いただけるよう、ご乗船可能と思われる経験・年齢・ブランクなどの目安について、「ご乗船の目安」を設けております。
ダイビングスキルや体力など、年齢にかかわらず個人差がございます。ご不安な点やご質問などできる限りアドバイスさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。
(2)潜降
エントリーはジャイアントスライドエントリーです。
小さいカメラはご自身で持ってエントリーしてください。
大きなカメラの場合は、エントリー後すぐに後ろを向き、ドーニクルーからカメラを受け取ってください。
モーリングロープやアンカーロープはありませんので、自由潜降でエントリーします。
エントリー後は水面集合ではなく、水中のある深度(10m以深)で集合する潜降方法を用います。
(3)ダイビング中
チーム全員の潜降を確認したあとは、ガイドを先頭にダイビングをします。
ガイドと同じくらいか浅目の深度を心がけ、ガイドの指示が仰げる範囲で適度な距離を保ち、ご自身のコンピューターの安全潜水時間内でダイビングを行なってください。
水中動植物には触らないでください。
モルディブのダイビングは基本的に着底しませんが、ポイントによっては水底近くでとどまる場合があります。
その場合は、サンゴがない砂地や岩につかまるか、注意深く回りを確認して最小限の接地に心がけてください。
また、むやみに触って人為的にサンゴを壊さないように、グローブなしのダイビングを基本としています。
サンゴには表面を覆う保護粘膜があり、バクテリアから守る役割をしています。
グローブなどで掴んでしまうことにより、加減がわからずその保護粘膜を取り除いてしまったり、簡単に壊して死滅させることになります。(プランクトンなどで手に小さな傷がついてしまうと仕事上よろしくないという方は、現地にてその旨を前もってお伝えください。)
残圧計はこまめに確認し、残圧が100気圧になったらそれ以上深く行かず、浅いほうに向かいます。
50気圧になったらエキジットの準備ができるように、ダイビングガイドは水深管理をします。
100気圧で1回、70気圧で1回、必ずガイドに知らせてください。
また、コンピューターをこまめに確認し、無減圧潜水の時間内でダイビングを行なってください。
万が一、減圧停止のサインが出た場合は、そのサインが消えたことを確認してから浮上してください。
減圧停止のサインが消えないまま浮上した場合、最低24時間はダイビングが禁止となりますのでご注意ください。
モルディブは法の規制により、ダイビングで潜ることができる最大の水深は30mと決まっています。
これは潜水病の発生を防ぐための条約です。
その為、BKSでも、最大深度30m、潜水時間45分(安全停止3分実施)を基本としています。
(4)浮上
チームのどなたかの残圧が50気圧になった場合(流れの速い場合は70気圧)、減圧停止が出そうなコンピューターがある場合、流れや天候や他の条件でダイビングを続けるのは困難と判断した場合は、その時点で浮上を開始します。
流れや天候に問題がなく、残圧やコンピューターも問題がない場合の潜水時間は45分です。
エキジットの準備が始まったら、5m~6mで必ず安全停止を3分以上行ってください。
安全停止中にダイビングガイドがシグナルフロートを水面に打ち上げます。
ダイビングガイドの側から離れないようにして、シグナルフロートの下で安全停止を行い、必ずフロートの近くに浮上してください。
浮上のときは常に、頭上確認しながら浮上してください。
このとき、ボートの音などが聞こえたら浮上をやめて、音が消えるか、安全を再確認してから浮上してください。
浮上の途中でダウンカレントに入ってしまう場合も稀にありますので、コンピューターで水深を確認してください。
ダイビングガイドは常に潮の流れをよみながらダイビングをしています。
ダイビングガイドとの位置の確認を心がけ、ダイビングガイドと同じ水深をキープしてください。
この場合、安全停止に不安がある方は、ダイビングガイドのすぐ近くにいてください。
ダイビングガイドは万全の注意を払っておりますが、もし万が一はぐれてダイビングガイドを見失ったときは、その場でご自身で浮上を開始します。
シグナルフロートを上げて、水面に浮上したらBCDに空気を入れて浮力を確保し、シグナルフロートから離れずにドーニが来るのを待ちます。
必ずクルーがドーニから監視していますので、ドーニに向かって合図を送って下さい。
ご自身で浮上するときも、ゆっくりの浮上速度を守り、周囲と水面の安全確認を欠かさないようにしてくだい。また、再潜降は絶対にしないで下さい。
シグナルフロートは必携です。必ずご自身のものをご持参いただきますよう、お願い申し上げます。もしお忘れになった方には有料で貸し出していますので、各自BCDのポケットに入れておいてください。
■ダイビング器材
ダイビングに必要な器材は全てご持参ください。
ダイブコンピューターとマーカーブイ(シグナルフロート)は必携です。
強い流れのハードなポイントを潜る場合、その状況で不慣れな器材を扱うことは、ダイバー自身にストレスがかかりますので、メンテナンスされている使い慣れたご自身の器材をご持参いただくことを、強くお勧めいたします。
レギュレーターのマウスピース、マスクおよびフィンのストラップ部分は劣化しやすいので、切れかかっていないかチェックをしてください。予備を持っていればなお万全です。
※モルディブが定めたダイビング深度制限により、ダイビングで潜ることができる最大の水深は30mとなります。
これは潜水病の発生を防ぐための条約です。無減圧潜水を行ってダイバーの体を守るために、ダイブコンピューターが必要です。また、ダイビングガイドは万全の注意を払っておりますが、万が一にダイビングガイドを見失った場合に備えて、シグナルフロートも必須となります。
ご持参いただいたダイブコンピューターの使い方が分からないというお客様がいらっしゃいますが、ご質問されてもお答えできない場合もありますので、前もって使い方を熟知した上でお持ちください。もしくは取扱説明書をお持ちください。
■レンタル器材について
ウエイト、ウエイトベルトはご用意しております。そのほかの器材については、使い慣れたご自身の器材をおもちいただくことを強くおすすめいたしますが、現地で故障した場合等に備えて器材レンタルのご用意がございます。
あらかじめレンタル器材をご希望の場合はお早めにご相談、お申し出下さいませ。
※以下すべて+サービスチャージ10%+GST税16%がかかります。
・マスク $10 ・フィン $10 ・スノーケル$10 ・ダイブコンピューター $5 ・ウエットスーツ $10 ・レギュレーター $10 ・BCD $10 ・水中ライト $5※1回 ・サーフェスマーカーブイ(フロート) 無料
※ウエイトベルトの紛失$30,ウエイトの紛失1kgにつき$15
(1)ダイビングコンピューター
モルディブは法の規制により、ダイビングで潜ることができる最大の水深は30mと決まっています。
これは潜水病の発生を防ぐための条約です。
減圧が必要なダイビングが原則禁止されているため、安全管理ができるよう、ダイビングコンピューターは必携です。
ご持参いただいたダイビングコンピューターの使い方が分からないというお客様がいらっしゃいますが、ご質問されてもお答えできない場合がありますので、前もって使い方を熟知したうえでお持ちください。
もしくは、取扱説明書をお持ちください。
ダイビングコンピューターを携帯されずにダイビングをなさった場合、以降のダイビングへの参加をお断りする場合がございます。
その際に、ダイビング本数が減本となる場合でも、ダイビング代の払い戻しはございません。ご了承ください。
(2)シグナルフロート
ダイビングガイドは万全の注意を払っておりますが、万が一はぐれてダイビングガイドを見失った場合に備えて、マーカーブイ(シグナルフロート)は必携となります。
必ずご自身のものをご持参いただけますようお願い申し上げます。もしお忘れになった方には有料で貸し出していますので、各自BCDのポケットに入れておいてください。
■水中生物と水中マナー
モルディブでは「自然本来の環境を損なわず」潜っていただきたいということで、グローブなしのダイビングを基本としています。
BKSでもサンゴを「触らない、けらない、壊さない」よう、グローブの着用の自粛や、砂を巻上げないサンゴへの悪影響のない泳ぎを奨励しています。
これらは、ダイバーを制限するために規制するのではなく、むしろ恒久的にダイビングを楽しめる環境を残すため、あるべき最低限の水中マナーであると考えるからです。
そして、各ダイバーが環境と安全に自覚と責任を持って、ダイビングをしていただきたいと願っています。
サンゴのような水中生物は、始めは岩か植物のように見えますが、他の生物と同様に、タンクや膝、カメラなどがぶつかったり、フィンがあたったり、また手で触れただけで死んでしまう恐れがあるほどの弱い生物です。
サンゴなどの水中生物の中には、成育が非常に遅いものがあるということも、知っておかなければなりません。
その一部分を壊しただけでも、成育が数十年も止まってしまうこともあります。
十分な注意を払うことで、生態系を壊さずに魅力的な水中世界を守ることができます。
みなさまが数年後に再び訪れたときにも、たくさんの魚たちが群れる美しいモルディブの海が以前と変わらず、美しく元気いっぱいのままの姿であるためにも、みなさまの深いご理解をお願いいたします。
(1)グローブの着用について
グローブなしのダイビングを基本としています。グロ一ブは緊急用として、BCDポケット内に携帯しておく程度にとどめて下さい。(プランクトンなどで手に小さな傷がついてしまうと仕事上よろしくないという方は、現地にてその旨を前もってお伝えください。ただし、グローブをつけた場合も、水中動植物には触らないでください。)
グローブはつけることによって、何にでも触ってしまう衝動になりがちです。
例えば、グロ一ブ着用でサンゴにつかまりながら撮影を行うダイバ一、グロ一ブ着用の安心感で無遠慮にサンゴにつかまるダイバ一、などです。
サンゴと魚影の濃い海を今後も守るために、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
(2)着底について
どのダイビングポイントにおいても、基本的に着底は禁止です。(限られた砂地を除く)
そのため、強い流れのハードなポイントを潜る場合でも、完全な中性浮力コントロールが必要になります。
完全な中性浮力コントロールができていれば、指一本で体を支えることも可能です。
水底には一見何も見えませんが、ハゼや甲殻類が生息しています。
フィンキックによる砂の巻上げも厳禁です。
たとえご本人に悪気はなくても、壊れてしまったサンゴを簡単に元に戻すことはできません。
サンゴや海底の生物を傷つけないように、ゲ一ジやオクトパスをしっかりと固定してください。
体、カメラ、ダイビング器材(タンク、指示棒、カレントフック、スレート、水中ライト)などが、サンゴやデリケ一トな水中生物に触れないようにすることが、水中生物の保護に役立ちます。
写真を撮る場合、中性浮力のコントロ一ルを完璧に願います。
撮影に集中している間に、深みに落ちていったり、サンゴにフィンをひっかけて体を固定したり、サンゴに体をあずけたり寄りかかりながら写真撮影をするうちに、サンゴの枝などを折ってしまう、それでもご自分は全く気がつかれていない、という場面を目にすることがあります。
ご自分のフィンの先の先まで、どこにもタッチしていないことを常に意識しての撮影を、くれぐれもお願いいたします。中性浮力がうまく取れない方の水中写真撮影は、ご遠慮下さい。
■ジンベエザメ狙い
(1)ダイビング
ダイビングでジンベエザメを狙う場合は、ポイントのリーフをジンベエザメを探しながら泳ぎます。
リーフの近くで見られる場合が比較的多いのですが、どの方向からジンベエザメが出現するのかは分かりませんので、周囲を見ながら泳ぎます。
水面近くの浅いところに出るときもあれば、水深の深いところに出るときもあります。
どのような場合でも、安全を第一優先に考えてダイビングを行なってください。
例えば、ダイビングの後半でジンベエザメが水深の深いところで出たら、慌てずにご自身のダイビングコンピューターと残圧を確認して、安全にジンベエザメを見ることができるのであれば、少し降りていってみてください。
残圧があまり残っていない場合や、ダイビングコンピューターの減圧停止のサインが出そうな場合は、今いるその場所から見るだけにしてください。
ジンベエザメはゆっくり泳いでいるように見えても、すごい速さで泳いでいることがあります。
我を忘れてジンベエザメを追いかけて、呼吸が大きく乱れ、エアーが極端に早く減るダイバーが時々おられます。
安全に浮上できるだけのエアーが残っていないというような、危険な状況におちいらないように、常に自分のペースを守って、ジンベエザメを追いかけてください。
他のダイバーが先に泳いでいって、自分は追い付くことができない場合、無理をして追いかける必要はありません。
ジンベエザメを追いかけている時も、ダイビングガイドは後方確認と人数確認を行なっています。
万が一、先頭を泳ぐダイバーと距離が開きすぎて、ダイビングガイドやチームを見失った場合は、周囲と水面の安全を確認して、その場でご自身で浮上してください。
どのような場合でも、ご自身のことも含めて周りの状況を確認し、無理な追いかけをしないでください。
ダイビングガイドの合図があったら、必ずダイビングガイドの指示に従ってください。
もちろん、どんなに近くにジンベエザメが来たとしても、決してジンベエザメに触らないでください。
(2)スノーケリング
スノーケリングでジンベエザメを狙う場合は、ジンベエザメを水面で見つけたらドーニから飛び込みます。マスク・スノーケルホース・フィンが必要です。
ジンベエザメが出没する場所には他のボートも多数いますので、注意してスノーケリングを行なってください。
ドーニから飛び込む方法は、ジャイアントスライドエントリーです。
ドーニからは、ジンベエザメのすぐ近くに飛び込むことが多いです。
ジンベエザメの居場所がわからないときは、顔を上げてガイドの指示を仰いでください。
ジンベエザメに追い付くことができない場合は、ジンベエザメがまだ水面にいれば、ドーニに乗りなおしてジンベエザメの近くでまたエントリーすることもできます。
スノーケリング中は、ドーニが後方からスノーケラーを監視しています。
足がつってしまった場合や、水を飲んでしまった場合は、慌てずに近くにいるドーニに手を振ってください。すぐに迎えに来ます。
泳ぎが得意でない方や、体力など不安がある方は、あらかじめガイドに伝えて、ライフジャケットかウエットスーツを着用して、浮力を確保したうえでスノーケリングを行なってください。
周りのスノーケラーはジンベエザメに夢中なので、他のスノーケラーのことに構っていないことがほとんどです。絶対に、無理をして泳がないでください。
ダイビングの自己責任と健康管理について
さまざまな感動を味わうことができるダイビングですが、「水中」という日常生活とは異なる世界でのレジャーとなるため、リスクはつきものです。
BKSでは、これまで身につけた知識とスキルをきちんと生かし、「ダイビングには危険が伴う」という認識をきちんと持ち、安全管理に高い意識を持つことで、みなさまに安全に楽しくご乗船いただけると考えております。
せっかくのダイビング、少しくらい体調が悪くても潜りたい気持ちはわかりますが、万全の体調でないときはダイビングを中止しましょう。万全の体調であればこそ、ストレスなくダイビングが楽しめます。
お年を召された方、健康状態に不安のある方、泳ぎの得意でない方は、ライフジャケットかウエットスーツを着用してスノーケリングをされてください。
ブリーフィングや注意事項、その他ダイビングに関する説明や指示をよく聞いて、水中では必ずガイドの指示に従ってください。
自分勝手な行動は、自分だけでなく、チームやバディーを危険な目にあわせることになります。
ダイビング中は、最初から最後までチームダイビング・バディシステムを守ってください。
残圧計を頻繁に見るようにし、残圧には充分気を配ってください。
BKS では、100気圧で1回、70気圧で1回、50気圧で1回、自己申告していただきますので、ご協力をお願いいたします。
最大深度を守ってください。
大深度ダイビングは、ダイバーそれぞれの適性や体質によっては、水深数mでさえ減圧症になったり、浅い水中で意識を失ったり、各種梗塞に陥ったりして、重大な危険を引き起こす原因となります。
故意に30m以深のダイビングをなさった場合、以降のダイビングへの参加をお断りする場合がございます。
もし水中ではぐれてしまったら、水面に十分注意して浮上し浮力を確保します。
ドーニ上で待機し、チームがエキジットするまで待っていて下さい。
日本からの長時間のフライト移動や、日中の日差しを受けた体は乾いていますので、水分は十分に補給して減圧症予防に努めましょう。
前日の深酒や睡眠不足は耳抜きがしにくくなるばかりでなく、減圧症のリスクが高くなりますのでお気をつけ下さい。
体調が悪くなった場合は速やかにダイビングガイドにお申し出ください。
体調の優れない方、明らかな二日酔い、ダイビング前にアルコールを飲酒された方、あるいはダイビングガイドが不調を認めたときにはダイビングをお断りすることがありますので予めご了承下さい。
「これくらい大丈夫」というちょっとした油断が、思わぬ大きな事故につながります。
危険に対して意識が薄いダイバーは、1人の問題に留まらず他のダイバーを巻き込む恐れがあるということを意識していただくようお願いします。
楽しい旅行、楽しいダイビングにするためにもしっかりと自己管理しましょう。
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ご乗船いただくみなさま一人一人にご満足いただけるよう、安全を第一優先に考えてサービスをご提供するため、スタッフ一同取り組んでおります。
みなさまのご理解とご協力をお願い申し上げます。
お申込みに際して不安なことや尋ねてみたいことなど、いつでもお気軽にお問い合わせください。